3DCG制作のためのPC解説。
今回は快適な作業に必須の【メモリ編】です。
メモリとは
メモリはソフトを起動して使うために必要な「作業領域」のパーツです。
メモリを多く搭載していることで、たとえば
- AfterEffectsのプレビュー範囲(緑のバー)が長くなる
- GoogleChromeでタブをたくさん開いても重くならない
- MayaとUE4とSubstanceとZBrushを同時に立ち上げても重くならない
などなど、
一つのソフトでデータをたくさん扱える、または複数のソフトを同時にたくさん起動できるようになります。
ゲーム開発などで多くのソフトを同時に使う場合、または映像制作でAfterEffectsのキャッシュを利用する場合はメモリを多く積んでいると作業が快適になります。
CG制作に必要なメモリ
ゲーミングPCのエントリーモデルはメモリ8GBの製品が多いです。
本来はゲームで遊ぶためのPCなので、単発ゲームを起動して遊ぶだけなら8GBで十分です。
CG制作やゲーム開発で使う場合、重いソフトをいくつか同時に使うことが多くなります。
ゲーミング本来の使い方よりメモリを多く消費することになるので、16GB以上はあった方が長く使えます。