3DCG制作のためのPC解説。
今回は快適な作業に必須の【ストレージ編】です。
ストレージとは
データを保存するCドライブやDドライブにあたるパーツがストレージです。
容量が大きいほど多くのソフトをインストールできたり作業データを保存できます。
また性能が良いほどWindows (OS)やソフトの起動速度が早くなり、待たずに作業を始めることができます。
ストレージには大きく「HDD」と「SSD」の二つがあります。
SSDはさらに接続タイプで「SATA3」と「NVMe」に分かれます。
ストレージの種類
- HDD:大容量で安価。SSDに比べると性能が遅い。
- SSD:読み書きが高速。HDDに比べると高価。
- SATA3タイプ:最近は価格がこなれてきたSSD 最大600MB/Sec
- NVMeタイプ:現状最速タイプ 最大3000MB/Sec
市販のPCはだいたい上記「HDD」「SATA3タイプSSD」「NVMeタイプSSD」の3つから選ぶことになります。
CG制作に必要なストレージ
Cドライブは「NVMeタイプSSD」、Dドライブは「HDD」を選択するのがコスパ良しでおすすめです。
OSやソフトを保存するCドライブは容量よりも速度を優先した「NVMeタイプSSD」を選択すると、PCの起動全般が高速になって快適に作業ができます。
シーンデータなど大容量のファイルを保存するDドライブは「HDD」にしておくとコストを抑えたPCを選ぶことができます。